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ばかやろうと言ったら、普通は解雇されるでしょう!!甘いなこの人

仕事で上司とやりとりした際、「ばかやろう」と言ったことを理由に解雇されたのは不当として、日系ブラジル人の男性通訳(35)が、勤務先の人材派遣会社(静岡県浜松市)を相手に、地位確認などを求めた訴訟の判決が9日、名古屋地裁であった。
 多見谷寿郎裁判官は「発言は1回限りで、合理的な解雇理由とはいえない」として、昨年7月の解雇処分は無効と指摘。会社側に解雇時から判決確定まで月当たり35万5000円の給与を支払うよう命じた。

参考記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070509-00000146-jij-soci

コメント

「甘い」でしょうか

今回のいわゆる「ばかやろう」解雇裁判で
解雇無効の判決を勝ち取った
平良マルコスさんが副委員長を務める地域労働組合
「名古屋ふれあいユニオン」のものです。

takuyu55さんがマルコスさんを「甘い」と評されたことにつきまして、
反論させていただきます。

↓の記事を見ていただければわかりますが、
http://imadegawa.exblog.jp/5363534/

マルコス副委員長は2005年7月に名古屋ふれあいユニオンに加盟、
ふれあいユニオンの「ラポール・サービス分会」の結成にあたっては中心的な役割を担い、
有給休暇の取得など、
外国人労働者の権利の向上を求めていました。
しかし、
有給休暇の申請方法を巡って労使間の議論は難航、
昨年6月、
この件に関する上司とのやり取りの中でマルコス副委員長は、
「ばかやろう。
 オレは子どもではない」と発言、
解雇されてしまったのです。

いかにマルコスさんが通訳としての能力に長け、
職場の仲間からの信頼も厚かったとはいえ、
会社という組織の中ではやはり労働者は上司に対し、
弱い立場にあります。
ましてマルコスさんには、
足が不自由な身体障害者であるという、
2重3重のギャップがあります。
そんな人が、
他の「健常者」である外国人労働者たちを率いて
労働条件の改善を求めて立ち上がったのです。

会社側は外国人労働者たちの組合活動を嫌います。
ときには日本人上司に
きっぱりと物申さなければならないことも出てきます。
ときには強い口調で、場合によっては声を荒げてでも
職場の仲間たちの労働条件を向上させなければなりません。
それ相応の「覚悟」がなければ
決してできないことだと思います。

事実 会社側は、
組合結成以来、
足の不自由なマルコスさんに、
本来の「通訳」の業務の他に、
わざわざ長距離移動を必要とする仕事に従事させるなど、
マルコスさんを辞めさせるために
卑劣とも見える手段を使うことをいといませんでした。

そんな中でもマルコスさんは
「私はあきらめない!」と言い続け、
職場の仲間の励ましを受けつつ、
決して職場を離れることなく
毎日がんばって働き続けたのです。

また組合は、今回の件が起きる前から
会社側が何らかの口実をもうけて
マルコスさんをクビにしてくるであろうことを予測し、
事前に弁護士とも相談を重ねてきました。
今回の勝訴は、
takuyu55さんのいう「甘さ」などとは正反対の、
事件以前からすでに最悪の事態を予測して地道な準備を積み重ねてきたマルコスさんの
地道な努力の賜物なのです。

むしろ「甘」かったのは会社側ではないでしょうか。
労働組合の役員が労働条件をめぐって、
厳しい口調で上司を批判したからと言って、
それを理由に解雇が認められるなどと本気で思っていたのでしょうか。
もしそうなら、
はっきり言って甘すぎるとしか思えません。
それとも、
日系ブラジル人には裁判をする金も気力も根性もないと
見くびっていたのでしょうか。

どこかの独裁国家ならいざ知らず、
今の日本でそのような論理がまかり通るとは
とうてい僕には思えません。
会社側が高裁に控訴しようと、
最高裁に上告しようと、
解雇無効の結論は揺るがないと僕は確信しています。

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